2009年8月27日木曜日

Sennheiser(ゼンハイザー)カナル型イヤフォーン IE8 を購入


僕は、通勤や Mac の前にいるときは常に音楽を聴いている。そして、重要なアイテムであるイヤフォーンについては、iPod を手に入れてからすぐに、MX500 を購入。iPod の純正イヤフォーンは、すぐに捨てました。MX500 は、マイルドな音だし、何よりも安いのに音がよいので、コストパフォーマンスが激しく良い優れたモデルでした。このモデルは、やや径がでかいので耳が小さめの人にはあまりお勧めできないです。また音漏れも大きくはないですが、それなりにします。まあ、もうあまり売っていないですが。



その後、僕はゼンハイザーのモデルで次のモデルを購入することにしました。音漏れもあったし、2,000円で買えるモデルよりもう少し奮発したらどんな音が出るのかという興味もあったので。購入したのは、CX400。 この機種は、当時 10,000円を切る位で買えました。カナル型イヤフォーンは初めての経験ですが、小さな音でも迫力を感じられることと、低音が MX500 に比べてしっかり耳に伝わるし、これも値段にしてみると非常に満足のいく買い物であった。トルネコの武器屋で買い物した戦士が「これはいい買い物をした」と言っちゃう、そんなレヴェル。CX400 も、現在ではモデルが整理され、同じ血を引き安くなった CX400-II が現役モデル。日本経済新聞の「初心者向けイヤホン」ランキングに第 1 位に選ばれた。僕もこのモデルを使用していた人として、大きく頷けた。正に初めて iPod のイヤフォーンからステップアップするのに適したモデルだと思う。MX500 のように耳の穴がでかくないと使えないというわけではないので、ちょっといい音で聴きたいなっていう方にお勧めです。



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そして、今回ゼンハイザー贔屓な僕はゼンハイザー社のインナーイヤーの最高峰の IE8 というモデルをゲットしました。この IE8 というネーミングはさておき、お値段も 2万数千円台後半から Apple Store の 4万2千円までと、なかなかのお値段です。「お高いんでしょう?」と、思いながら、そして、それに見合った音が出るのかなどと葛藤しながら悩みましたが、結果ポチりました。



結果。買って正解でした。勿論、CX400 でも充分いい音で音楽を愉しむことができるのですが、IE8 は、これまで使用してきたイヤフォーンで出なかった低音が、出まくります。そして、その低音にも締まりがあるために、無駄にボワボワしません。そして、このモデルの得意の低音だけではなく、中音や高音も浮き上がり、今まで聞こえなかった空気感が感じられるようになるのです。特に Jazz のライヴ音源などは、たまりません。僕が音楽鑑賞する上で、ベンチマークにしている
「Unplugged / Eric Clapton」
を聴いてみました。ギターの艶や、安いスピーカなどで聴くとなんだかよく聞こえない女性のコーラスも、はっきりよく聴けます。ギターの位置も左右で分離しているし、得意の低音の厚みも増して、心地よい音でリスニングできます。



この機種の特徴として、低音の量を調節できるネジがあるのですが、これ実は最小でも充分の音量で低音がでます。むしろ普通の機種よりも出ます。僕は、ちょうど真ん中にしていますが、曲のジャンルや好みによって変更できるのは、なかなか楽しいです。が、そんなしょっちゅう変えてられないので、真ん中で落ち着いたといったところです。この機種は、音もいいですが、ちょっとでかい上に、角張った外見をしているので、耳によっては、大きく感じるかもしれません。僕は小さめの耳の人なので、長い時間していると疲れるので、ちょっと外して休むようにしています。



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今回のグレードアップで、ますます音楽を聴くのが楽しくなってしまい、苦痛の通勤も少しだけ楽な気持ちになれるようになりました。よかったな。俺。

2009年8月11日火曜日

Versailles Jasmine You 訃報によせて


Versailles のベースギターの Jasmine You (ジャスミン勇)が、亡くなった。



8 月に入って Jasmine You の体調不良が公式サイトで(突然だったが)伝えられていて、渋谷で開催されるライヴに出演できないと発表があった。そして先日のライヴも実際に 5 人の Versailles ではなく、4人での出演となってしまった。僕は、このお知らせを見て非常に心配していて、この Weblog に応援のエントリを書こうかなと思っていた。でも、それは叶わなかった。



思い返してみると、僕は彼の独特の雰囲気がとても好きだった。ヴォーカルを引き立て、二人のギターをバックで支えて、リズム隊のドラムとも非常に相性がよかった。その独特の風貌は、「女王様みたいだね」なんて家内と話していた。その女王のような風貌がすごく彼のスタイルに合っていて、表には出すぎないでしっかりと全体のバランスを見ながら、落ち着いて淡々と演奏する。そんな風に見えた。実際、彼の演奏も、そんな感じで、目立ちすぎずベースはベースらしくリズムをしっかりと刻み、基本的には歪ませず、優しい音を奏でていた。そんなスタイルが、すごく僕は好きだった。



彼は、お茶目なキャラクタでもあり、DVDで KAMIJO と絡んで踊ったり、ちょっと変な口調で「FUJIYAMA」なんて言ったりしてた。Versailles が初期の頃にやった男だけのライヴでは、男ばかりの会場に、なぜか Jamine You が燃えている(萌えている?)なんてのがネタになっていたりした。サーヴィス精神が旺盛で、でも実は大人しい感じの優しい性格がにじみ出たような映像が多かった。




今日、仕事中の空き時間に twitter を見てみたら、@hxxk が、僕宛に彼の訃報を知らせてくれていた。それを見て、僕は目の前が真っ暗になった。すごく悔しくて、悲しくて、どうしていいのかわからなかった。



仕事で移動しながら、僕は公式サイトを見て、彼の死が本当だということを確認した。1時間30分、僕は移動のバスに揺られながら途方に暮れていた。何もしたくなかった。



公式サイトでは、




兼ねてより体調不良にてお休みをいただいておりましたJasmine Youですが、8月9日未明に永眠いたしました事をまずここにご報告させていただきます。あまりに突然な出来事に、メンバー・スタッフ共に今はまだ茫然と現実を受け入れることで精一杯です。



詳しい事がわかり次第、ご遺族様の了解を得たうえでご報告をさせていただきますが、ファンの皆様もどうか冷静に受け止めて頂きたく存じます。



また、現在発表されております活動に関しましては、当分見合わせていただきます。




と、されている。死因については、各所で様々な憶測が飛んでいるけれど、僕は、残されたメンバの発表を待とうと思う。そして、今はつらいだろうけど、また Versailles の曲を聴かせて欲しいと思う。



僕が、このバンドを好きになってから、まだ4ヶ月位だけれど、とてもつらくて切ないのは、僕が自分で思っているより Versailles のことが好きだったんだなと改めて認識した。好きになり始めたころに、インディーズ時代最後のライヴツアーがあって、札幌を終えたばかりだったのをすごく悔しく思ったのを覚えている。そして、今、この訃報を聞いて、さらに悔しく思う。僕が、どんなに望んでも Jasmine You には会えないなんて悔しいよ。でも、彼が演奏してくれた曲は、いつまでも残っているし、僕は毎日聴いている。



Jasmine You , rest in peace...

2009年8月5日水曜日

Schwardix Marvally「Schwardix Marvally〜天空への物語〜」レビュー


現 Versailles に在籍している HIZAKI が、以前在籍していたバンド Schwardix Marvally (シュバルディス・マーバリー)のベスト盤「Schwardix Marvally〜天空への物語〜」を入手したので、早速紹介したいと思う。まずは、このバンドの成り立ちから。2002 年末頃に、「グロテスクロマンティッカー」が結成され、翌年 「Schwardix Marvally」 として活動を開始する。残した音源は、インディーズで Maxi シングルを 1 枚発売している。オムニバスアルバムやトリビュートアルバムに音源が分散しており、これらを集約したアルバムが「Schwardix Marvally〜天空への物語〜」。この一枚で彼らが残した音源は、ほぼ網羅されている。



Vocal

翡翠 : ひすい。Madeth gray'll に在籍していたヴォーカリスト。このバンドでは作詞・作曲をしながら歌っていた。ヴォーカルのスタイルは、やや細い感じで悲しい曲を歌うのが得意そうな声。音程は、やや不安定。個人的には嫌いな声ではないが、音程が不安定な時に、どうしても「どきっ」って来ちゃう。歌詞には独特の世界観が感じられる。Madeth gray'll 在籍時には、グロテスクな歌詞が目立っていたようだけれど、このバンドには引きずってこなかったようだ。

Guitar

HIZAKI : この blog では紹介しまくっている HIZAKI。当時の彼は、作曲とギターと今と同様に
バンド内でも重要人物として活躍していたようだ。クサいメロディとメタルなフレーズが得意なテクニシャン。このバンドに入る直前は、Crack Brain というバンドに在籍していた。

Guitar

藍梨 : Madeth gray'll に、翡翠と一緒に在籍し、HIZAKI のいる Crack Brain に在籍、そしてこのバンドで翡翠と合流となった。

Bass

RUM : 直前には、オルゴールというバンドにいたようだ。


バンドの紹介は、これくらいにして、ベストアルバム「Schwardix Marvally〜天空への物語〜」を紹介しよう。



1. metamorphose



作曲 : HIZAIKI 。ヴィジュアル系では、有名な KISAKI の主催する UNDER CODE PRODUCTION のオムニバスCD 「HIGH STYLE PARADOX」に収録された曲。HIZAKI らしい激しいサウンドと、キーボードが心地よい曲。その後、HIZAKI grace project 「Curse of virgo」で、この曲をアレンジしてインストゥルメンタル化されて収録されることになった。



2. 鬼神風雷



作曲 : HIZAKI 。インディーズバンド達が、ヴィジュアル系バンドのトリビュート作品をオムニバス形式で収めた「回顧録~第三章~」の初回盤だけにボーナストラックとして収録されていた曲。ちょっと珍しい感じの和の雰囲気が少しだけする曲。ヴォーカルもちょっと妖しい感じに仕上がっていて、面白い感じがする。相変わらず速い曲なので、大丈夫。



3. flower of dearly



作曲 : 翡翠。Maxi シングルとして発売された「HEAVENS ROMANCE」収録の作品。HIZAKI のメタルの方向性とは違う翡翠の良さがうまく出ている曲じゃないだろうか。美しく切ないサビが印象的な曲。



4. G.O.D.「K」racker



作曲 : HIZAKI 。「HEAVENS ROMANCE」収録。この Maxi シングル「HEAVENS ROMANCE」は、会場盤と流通盤と二種類存在し、流通盤のボーナス CD に 「Requiem」 (これは後に、HIZAKI がソロデビューアルバム「Maiden Ritual」で再アレンジし発表する)が収録されており、会場盤では、この曲、G.O.D「K」racker が収録されている。この曲は、HIZAKI の激しい部分が出ているもので、後の 「sister's sex」等に近い感じである。



5. Lucifer



作曲 : 翡翠。ヴィジュアル系バンド「Madeth gray'll 」のカヴァー。元々翡翠の曲だから、自分で作った曲を持ってきたというのが近いのか。オルガンから始まる、センチメンタルな感じが散りばめられた曲。メタルというよりは、切なさが前面に出たヴィジュアル系的な感じの曲である。後奏でオルガンとギターで締め!こうでなくっちゃね。「回顧録~第三章~」には、その他、GARGOYLE 「HUNTING DAYS」, LUNA SEA 「Suspicious」が収録されていて、なかなか面白いカヴァー集である。



6. HEAVENS TERRITORY



作曲 : HIZAKI 。歪んだヴォーカルとかけ声。この手の曲は、黒夢に任せておけばいい気がするんだけど、どうしてもライヴじゃ盛り上がるから、やっちゃうんだろうなあ。まあ、そうとは言え、随所に HIZAKI らしいギターフレーズがあり、HIZAKI 耳になっている僕としては、ニヤリとしてしまったりするんだよね。この曲は、後に HIZAKI grace project のライブで演奏され、DVD「紋章」にも収録された。Juka ヴァージョンはなかなかよいですよ。



7. VIRGIN MARY



作曲 : HIZAKI 。最後は疾走曲でしめます!! しかも HIZAKI 節全開のクサメロのイントロから開始。





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HIZAKI 「Maiden † Ritual」レビュー


さて、先日レビューしたHIZAKI の「Maiden † Ritual-experiment edition-」の原盤、すなわちヴォーカルが収録された盤、「Maiden † Ritual」を入手したので、レビューする。



この作品は、HIZAKI のソロデヴューアルバムで、2004年9月に発売された作品だ。演奏は、ギターとベース、キーボードを HIZAKI が、ドラムは打ち込みとなっている。そして、ヴォーカルは、BLOODというバンドの風輝が歌う。風輝の様相は、当時の写真が、Maiden Ritual の CDにもあるのだけれど、BLOOD の公式サイトのようなおどろおどろしい感じではなく、爽やかな宝塚の男役っぽい感じだ。歌は、ヴィジュアル系のサウンドによくマッチした系だけれど、決して「うまく」はない。HIZAKI のサウンドを最もよく引き立てて歌うのは、やはり Juka(リンク先音注意) だなと改めて思うことになってしまう。すなわち、インストゥルメンタルで収録された「Maiden † Ritual-experiment edition-」で満足できているなら、「Maiden † Ritual」はコレクターズアイテムと言っても差し支えないであろう。ただ、3.tragic serenade は、このアルバムでしか聴くことができない。ただ、この曲も限定版の「Grace special package I」を購入すると CD-R ではあるけれど、インストゥルメンタルで聴くことができる。ヴォーカルがすごくよいのであれば、買う価値もあろうかと思うが、特にそこまで……といったところだ。



1. OVERTURE

2. Ritual

後に、HIZAKI grace project 「Dignity of crest」の 8,9 に収録されることになる作品。と考えると、この作品は随分と長い間演奏していたことになる。HIZAKI もこの曲は気に入っているようで、ギターソロに力を入れてるので、その辺りを聴いて下さいとインタヴューで答えている。


3. tragic serenade

前にインストゥルメンタルの方で、「薄い感じのキーボードが心地よい、これもツーバスドコドコ系。明るいアレンジの X みたいな曲。 」と評したが、歌が乗るとまたちょっと違って聞こえます。でも、やっぱりギターのオブリガードが大きく聞こえるインストゥルメンタルの方が好きかな。


4. Luner Eclipse

前回のインストゥルメンタルのレビューで「スメタナのモルダウのような導入から入り」と書いたのだけれど、これは僕の聞き違いではなく、kapparecords の岡田さんに、クラシックとバンドの融合サウンドを演らないか?と言われて HIZAKI が乗った曲だそうだ。まさにスメタナのモルダウをモチーフにしているとのことだ。このようなクラシックとメタルの融合というのは、相性がよく個人的にも非常に琴線に触れるところでもある。


5. Requiem

Schwardix Marvally 時代の曲を新ヴァージョンにアレンジしソロでリリースした曲。原曲の音源が僕の手元にないので比較できないけれど、この曲はなかなかのクサいメタルの曲だ。




このアルバムは、HIZAKI のギターが好きで堪らない人には購入するべきであろうが、「Maiden † Ritual-experiment edition-」を持っているのであれば、敢えて購入することはないであろう。コレクターズアイテムです。なお、入手については kapparecords で購入するのが、確実です。


Kappa Records 準備室



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